An english language version of this letter is also available HERE

2014年2月5日

ケネディ駐日アメリカ大使殿

 

下記に著名致しました私共は、日本が太地町のイルカ殺戮/捕獲を止めない限り、環太平洋戦略的経済連携協定(TTP)を結ばないよう、アメリカ政府に嘆願致します。どうか、ケネディ大使から、直接、オバマ大統領へ、この嘆願書をお渡し下さいますようお願い申し上げます。

1月17日付けのニュースに書かれていますように、5組のバンドウイルカが太地町の入り江に導かれ、40頭が殺戮、51頭が捕獲され、世界中でそれを見ていた人々は皆、悲嘆にくれました。その悲しみの中、大使がその行為に反対すると言う意向を、ソーシャルメディアで公表されたことに、何千人もの人々が、感謝の意思を表明いたしました。我々も、日本のイルカ漁への大使の懸念に賛同致します。

恐怖の中、狼狽したバンドウイルカ達(合計250頭以上。その内の一頭は白子で、視覚/聴覚障害がある可能性あり。)の姿は、生中継で放映され、現場に居合わせた人達が撮影した写真と共に、何百万人の人々の心を失望させました。怯えたイルカの家族が互いに縋りつくのを、漁師達がボートで乗り越え、網を使って入り江に追い込む映像は、その残虐行為を終わらせようとする国際的な抗議の波紋を広げました。

イルカ漁が解禁になる2013年9月1日から現在、600頭以上のイルカが虐殺され、149頭以上が捕獲されています。捕獲されたイルカ達が待ち受けている世界は、映画「ブラックフィッシュ」で記録されたように、精神障害を誘発させる程、孤独で、惨めな水族館での生活です。毎年日本のどこかで、2万頭のイルカやネズミイルカ、小型のクジラ等が、追い込み漁によって、殺戮されている事実は日本の恥だと思います。そのような野蛮な漁は、直ちに禁止すべきです。

我々、著名者は、TPPに置ける立場を主張する意思はなく、むしろ、来る交渉に当たって、日本側のイルカ漁に対する姿勢が重大な鍵になる旨を、米国政府に伝えることのできる大使の発言力に強調しているのです。企業は、利益を適う為、TPPのマークアップ言語に過去2年間も費やしています。人情も、企業利益と同様に、恩恵を与えられるべきではないでしょうか。交渉には時間が掛かることは承知しています。しかしながら、現時点では、日本の海を回遊するイルカに対する残虐な殺処分を止めるには、私共の立場を以って、協定の交渉に介入するしかないのではないかと感じています。

ケネディ大使、世界が、大使とアメリカ政府を見守っています。どうか、日本に向けて、この人非道行為が直ちに禁じられるよう、明確なメッセージをお伝え下さい。

 

イルカの為に、全ての人類の為に、

ラッセル・シモンズ

シモン・リーズ

ショーン・ペン

ミア・ファロー

サム・サイモン

シェア

モビー

アン・ウィルソン

エミリー・デシャネル

イングリッド・ニューカーク(PETA)

ダイアン・ウォーレン

コートニー・ラブ

キャプテン・ポール・ワトソン

スーザン・サランドン

クリス・ディローズ(ラスト・チャンス・フォー・アニマルズ)

ジェニファー・ハドソン

ニック・キャノン

メリッサ・カーボン(TTOプロダクション)

シャノン・エリザベス

オリバー・ストーン

トレバー・ニルソン(グローバル・フェランソフィー・グループ)

ネイサン・ランクリ(マーシー・フォー・アニマルズ)

エレン・ディジェネレス

ジーン・バワー(ファーム・サンクチュアリー)

イアン・ソマーハルダー

オリビア・マン

キャレン・ラッツ

シャノン・ドーティー

シャーリーズ・セロン

キャメロン・ディアズ

アリシア・シルバーストーン

チャニン&ジナ・テータム

ウディ・ハレルソン

パメラ・アンダーソン

シャロン・ローレンス

ウィリアム・シャットナー

トニー・キャネル

グエネス・パルトロー

ジェニファー・アネストン

ジョシュ・グラッド

ジェシー・ジャクソン師

 

One Response

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.